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手書きパーステクニック(着色篇)

更新日:4月13日


目次

手書きパースを色付ける方法には、色鉛筆、マーカーペン、および水彩などさまざまな道具があります。それぞれの特徴と基本的なテクニックを以下に示します。


1. 色鉛筆                                

特徴:

1. 自然な質感: 色鉛筆は緻密な線や細部表現が可能で、建築物や景観の自然な質感を表現するのに適しています。

2. 混色可能: 複数の色を組み合わせて新しい色を作り出すことができます。これにより、リアルな陰影や色彩を表現できます。

3. ブレンディングがしやすい: 色鉛筆は筆圧やレイヤリングを利用して滑らかな色のブレンディングを実現できます。

4. 細かなディテール: 細かい部分や模様の描写に向いており、建物のデザインや特徴を細部まで表現できます。

デメリット:

1.色の均一な広がりが難しい。

2.複雑な背景や大きな領域を塗るのに時間がかかる。


テクニック:


1. 軽い手の圧力で描く: 初めは軽い手の圧力で描き、徐々に色を重ねていくことで滑らかなトーンを生み出します。


2. 重ね塗り: 同じ色や異なる色を何度も重ねて塗り、奥行き感や濃淡を表現します。


3. クロスハッチング: 筆圧を変えながら交差する線を描くことで、影や模様を表現できます。


4. ブレンディングスタンプ: 色鉛筆の消しゴムや専用のブレンディングスタンプを使用して、色を混ぜて滑らかなグラデーションを作り出します。


5. 色を重ねる順序を考慮: 基本的な色彩理論に基づいて、影やハイライトを含めて色を重ねる順序を考慮します。


6. 細部のディテールに注意: 建物のデザインや模様、植栽などの細部にも注意を払い、パース全体のリアリティを高めます。


2. マーカーペン                             

特徴:

1. 鮮やかな色彩: マーカーペンは鮮やかで透明感のある色を生み出し、色彩の美しさを引き立てます。

2. 迅速な作業が可能: 速乾性があり、比較的迅速に作業を進めることができるため、プロトタイピングやリアルタイムの提案に向いています。

3. カラーブレンディング: 複数の色を重ねてブレンディングすることで、滑らかで自然なグラデーションを作り出すことができます。

デメリット:

色が滲みやすく、制御が難しい。

色の混合が難しい。

長時間使うとペン先がすぐに減り、一貫性が損なわれる可能性がある。


テクニック:

1. 軽いタッチで描く: 初めは軽いタッチで描き、徐々に深みを出すことでコントロールしやすい仕上がりになります。

2. 方向性を意識: ペンの動きや線の方向を意識して描くことで、建物や景観の質感や形状をリアルに表現します。

3. オーバーレイ: 異なる色をオーバーレイすることで新しい色を生み出し、複雑な色彩表現が可能です。

4. ブレンダー使用: マーカーブレンダーを使用して、色の混ざり具合をコントロールし、滑らかなトーンを作り出します。

5. 線の太さを変える: ペンの角度や線の太さを変えることで、奥行きや影、線の強弱を表現します。

6. 重なり合う色の順序: 色を重ねる順序を考慮して描くことで、色の深みや立体感を強調します。


これらのテクニックを駆使して、マーカーペンを使用した手書きパースは魅力的でプロフェッショナルな仕上がりとなります。


3. 水彩

特徴:


1. 自然な質感: 水彩は透明感があり、柔らかな質感を生み出すため、自然な雰囲気を演出します。


2. 柔らかなグラデーション: 薄く水を含ませた筆で描くことで、滑らかで柔らかいグラデーションを実現できます。


3. 混色の自由度: 複数の色を混ぜて新しい色を生み出すことができ、カスタムカラーの表現が可能です。


4. 透明度の変化: 水の量を調整することで透明度を変え、奥行き感や立体感を表現できます。


デメリット:

1.紙がしみやすく、専用の用紙が必要。

2.制御が難しく、修正が難しい。

3.速乾性が低く、描画後に待つ必要がある。


テクニック:


1. 濡れた下地: ページ全体に水を塗ったり、軽く水で湿らせたりしてから色をのせると、色が広がりやすくなります。

2. ウェット・イン・ウェット: 色がまだ乾いている状態で新しい色をのせると、色が混ざり合い、自然なグラデーションができます。

3. ドライ・ブラシ: 色が完全に乾いた状態で筆を使うと、鮮やかな線やディテールが描けます。

4. 塗り重ね: 色が完全に乾く前に重ねて塗ることで、色の深みや豊かな色彩表現が可能です。

5. マスキング: 描きたい部分にマスキング液を使っておいて、周りを塗ったりすると、鮮やかな白い部分を残すことができます。

6. スクラッチ技法: 乾いた色の上から硬い筆や別の道具でこすると、下の色が表れ、興味深い質感が生まれます。

7. 遠近法: 遠くの景色は淡い色合い、近くのものは濃い色合いを使って、奥行き感を強調します。


水彩のテクニックを駆使することで、手書きパースに独自の表現力と深みを加えることができます。

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