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Vectorworks解説(特徴・使い方・学び方)

更新日:9月23日

vectorworks解説

   目次

1. ベクターワークスってどんなCADソフト?    

Vectorworks(ベクターワークス)は、アメリカのVectorworks, Inc.が開発しているCAD(コンピュータ支援設計)ソフトウェアです。

 

1-1. ベクターワークスの特徴                 

  • 多用途性: Vectorworksは、建築、ランドスケープデザイン、エンターテイメントデザイン(舞台や照明デザインなど)、インテリアデザインなど、さまざまな分野で使用されています。これにより、ユーザーは異なる設計ニーズに応じてソフトウェアを活用できます。

vectorworks多用途


  • 2Dと3Dの統合: このソフトウェアは、2D図面と3Dモデリングをシームレスに統合しているため、デザインのプロセスをスムーズに進めることができます。設計者は同じ環境で2Dと3Dの作業を行うことができ、より効率的な設計が可能です。

vectorworks2Dと3Dの統合

  •  柔軟なデザインツール: Vectorworksは、デザインの自由度が高く、カスタマイズ可能なツールやオブジェクトを提供しています。これにより、ユーザーは自分のニーズに合った設計を行うことができます。

vectorworksツール

  • BIM対応: 建築情報モデリング(BIM)に対応しており、建築設計者は建物のライフサイクル全体を管理できる情報豊富なモデルを作成することができます。

vectorworksBIM

  • クロスプラットフォーム対応: VectorworksはWindowsとMacの両方で動作するため、さまざまな環境での利用が可能です。



1-2. ベクターワークスの種類  

Vectorworks(ベクターワークス)は、複数の専門分野向けに特化したバージョンが用意されており、それぞれのバージョンには特定の用途や機能に特化した特徴があります。以下に主要な種類とその特色を紹介します。


1-2-1. 建築・内装業者向けの「アーキテクト」

·  用途: 主に建築設計を対象としたバージョンです。

·  特色: 建築設計に特化した2Dと3Dの設計ツールを提供し、BIM(Building Information Modeling)に対応しています。建物の設計からドキュメンテーション、プレゼンテーションまでの一連のプロセスをサポートし、詳細な建築モデルの作成や、効率的なプロジェクト管理が可能です。

vectorworksアーキテクト

1-2-2. 景観デザイン向けの「ランドマーク」

·  用途: ランドスケープデザインや造園設計を目的としたバージョンです。

·  特色: 土地の設計、庭園や公園のデザイン、都市計画などに適したツールを提供しています。地形モデリング、植物の配置や選定、灌漑システムの設計など、ランドスケープデザインに必要な機能が豊富に揃っています。 

vectorworksランドマーク

 1-2-3. 照明デザイン向けの「スポットライト」

vectorworksスポットライト

·  用途: エンターテイメントデザイン、特に舞台、照明、イベントデザインに適しています。

·  特色: 照明設計、舞台装置、イベントのレイアウト設計に特化しています。照明機器の配置、舞台の設計、イベントスペースの視覚化などが簡単に行えるため、ライブイベントや劇場などのデザイン業務に広く利用されています。

 

1-2-4. 最上位の「デザイナー」

·  用途: 上記のすべての分野をカバーするオールインワンのバージョンです。

·  特色: Architect、Landmark、Spotlightのすべての機能を備えており、複数の分野にまたがる設計業務を行うユーザーに最適です。これにより、異なる専門分野のプロジェクトを1つのソフトウェアでシームレスに管理できます。

 

1-3. ベクターワークスビューワーとは?

Vectorworks Viewer(ベクターワークスビューワー)は、Vectorworksで作成されたファイルを表示および印刷するための無料のソフトウェアです。このビューワーは、Vectorworksのユーザーが作成した設計データを他の人と共有する際に使用されます。

ベクターワークスビューワー

具体的な特徴と用途は以下の通りです:

  

  • 1. ファイルの表示: Vectorworks Viewerを使用すると、Vectorworksで作成されたファイル(.vwx形式)を開いて表示することができます。これにより、Vectorworksのインストールがないユーザーでも設計データを確認できます。

 

  • 2. コメントの追加: ビューワーを使用して、ファイルにコメントを追加することができます。これにより、設計のフィードバックや修正指示を効率的に行えます。

 

  • 3. 印刷と出力: Vectorworksファイルの図面やモデルを印刷することができるため、紙ベースでの共有やプレゼンテーション資料として利用することも可能です。

 

  • 4. シートレイヤーの操作: ビューワーでは、シートレイヤーを切り替えて、異なる図面やビューを確認することができます。これにより、複数の設計バリエーションやレイアウトを簡単に比較できます。

 

  • 5. 3Dビューの操作: 3Dモデルの場合、ビューワーを使用してモデルを回転、パン、ズームして異なる視点から確認することができます。これにより、設計の空間的な理解が深まります。

  

Vectorworks Viewerは、設計データの共有とコラボレーションを円滑に進めるための重要なツールとして、多くのVectorworksユーザーに利用されています。

 

  

2. ベクターワークス 2024の動作環境      


2-1. WindowsとMacの環境

2-1-1. 推奨される動作環境


Windows

  • オペレーティングシステム: Windows 11 64ビット

  • プロセッサ: Intel Core i7以上、またはAMD Ryzen 7以上のクアッドコアプロセッサ

  • メモリ: 32GB RAM以上

  • グラフィックスカード: DirectX 12互換の専用GPU(NVIDIA GeForce RTX 3060シリーズ以上、またはAMD Radeon RX 6800シリーズ以上)で、少なくとも8GBのVRAMを推奨

  • ハードディスク: SSD推奨、少なくとも40GBの空き容量

  • ディスプレイ: 解像度1920x1080以上、フルHDディスプレイ。4K解像度をサポートするディスプレイが望ましい


MacOS

  • オペレーティングシステム: macOS Ventura (13.0) または Sonoma (14.0)

  • プロセッサ: Apple M1またはM2チップ搭載のMac、またはIntel Core i7以上のプロセッサ

  • メモリ: 32GB RAM以上

  • グラフィックスカード: Apple Silicon搭載のMac、またはMetalに対応したAMD Radeon GPU(少なくとも8GBのVRAM)

  • ハードディスク: SSD推奨、少なくとも40GBの空き容量

  • ディスプレイ: 解像度1920x1080以上、フルHDディスプレイ。4K解像度をサポートするディスプレイが望ましい


2-1-2. 最小動作環境  


Windows

  • オペレーティングシステム: Windows 10 64ビット

  • プロセッサ: Intel Core i5またはAMD Ryzen 5のデュアルコアプロセッサ

  • メモリ: 16GB RAM

  • グラフィックスカード: DirectX 11互換のGPU(少なくとも2GBのVRAM)

  • ハードディスク: HDDまたはSSD、少なくとも30GBの空き容量

  • ディスプレイ: 解像度1440x900以上


macOS

  • オペレーティングシステム: macOS Big Sur (11.0) または Monterey (12.0)

  • プロセッサ: Intel Core i5またはApple M1チップ

  • メモリ: 16GB RAM

  • グラフィックスカード: Metalに対応したGPU(少なくとも2GBのVRAM)

  • ハードディスク: HDDまたはSSD、少なくとも30GBの空き容量

  • ディスプレイ: 解像度1440x900以上


2-1-3. グラフィックス環境

Vectorworks 2024のグラフィックス環境は、主に高性能なレンダリングとスムーズな操作を実現するために最適化されています。以下は、Vectorworks 2024のグラフィックス環境に関する詳細です。

 

 Windows

グラフィックスカード: DirectX 12互換の専用GPUが推奨されています。具体的には、NVIDIA GeForce RTX 3060シリーズ以上、またはAMD Radeon RX 6800シリーズ以上が理想的です。これらのGPUは、リアルタイムのレンダリングや3Dモデリングのパフォーマンスを大幅に向上させるため、少なくとも8GBのVRAM(ビデオメモリ)が推奨されます。

  

macOS

グラフィックスカード: Apple Silicon(M1、M2)搭載のMac、またはMetal対応のAMD Radeon GPUが推奨されています。Metal APIは、Appleのハードウェアでの高速なグラフィックスパフォーマンスを提供し、特にVectorworksのようなグラフィックス集約型のアプリケーションにおいて、効率的なレンダリングを実現します。推奨されるVRAM容量は少なくとも8GBです。

 

2-2. 快適に使うには?                                                


2-2-1. ビデオメモリについて


Vectorworksのビデオメモリ(VRAM)についての要件と推奨事項は、特に3Dモデリングやレンダリング作業のパフォーマンスに直接影響します。以下は、VectorworksのVRAMに関する詳細な情報です。

 

  •  ビデオメモリ(VRAM)の役割

 

ビデオメモリ(VRAM)は、グラフィックスカードに搭載されているメモリのことで、ディスプレイに表示する画像や動画データ、3Dレンダリングデータなどを一時的に保存するために使用されます。VRAMの容量が大きいほど、より複雑なグラフィックスや高解像度のコンテンツをスムーズに表示およびレンダリングすることができます。

 

  •  VectorworksのVRAMのレベル

 

 最小VRAM要件

- 2GBのVRAM: Vectorworksの基本的な機能を利用するための最小要件です。小規模な2D設計や軽量の3Dモデリング、簡単なレンダリング作業には2GBのVRAMで十分です。

 

 推奨VRAM要件

- 4GBのVRAM以上: ほとんどの中規模から大規模のプロジェクトや3Dモデリング作業において、スムーズな操作とレンダリング性能を確保するために推奨されます。4GBのVRAMは、通常のデザインワークフローでの高品質なリアルタイムレンダリングをサポートします。

 

 高性能VRAM要件

- 8GBのVRAM以上: 大規模な3Dプロジェクトや高度なレンダリング、複数の高解像度ディスプレイを使用する場合、8GB以上のVRAMが推奨されます。この容量は、非常に複雑なシーンや大量のテクスチャ、ライト、影を使用した詳細なレンダリングにおいて必要です。また、リアルタイムのレンダリング速度を向上させ、大規模プロジェクトでの作業をよりスムーズに行うことができます。

 

 

2-2-2. グラフィックスドライバについて

Vectorworksのグラフィックスドライバは、ソフトウェアのパフォーマンスや安定性に大きく影響を与える重要な要素です。適切なドライバを使用することで、Vectorworksのグラフィックス処理能力を最大限に活用し、スムーズな操作と正確な表示が可能になります。以下は、Vectorworksにおけるグラフィックスドライバについての詳細です。

 

  •  グラフィックスドライバの役割

 

グラフィックスドライバは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)とグラフィックスカード(GPU)の間で通信を行い、ハードウェアの性能を引き出すためのソフトウェアです。ドライバは、GPUが要求されるグラフィックス処理を正確に実行できるようにし、VectorworksのようなCADソフトウェアでの2D描画や3Dレンダリングの速度と品質を向上させます。

 

  •  Vectorworksのグラフィックスドライバに関する推奨事項

 

1. 最新のドライバを使用する:

  Vectorworksのパフォーマンスと安定性を最大化するためには、常に最新のグラフィックスドライバを使用することが推奨されます。最新のドライバは、バグ修正や最適化が施されており、新しい機能やAPIのサポートも追加されています。

 

2. GPUメーカーの公式ドライバを使用する:

   NVIDIAやAMDの公式ウェブサイトから提供されているドライバを使用することが重要です。これらの公式ドライバは、Vectorworksのようなプロフェッショナルアプリケーションでの使用に最適化されています。

 

3. ドライバの互換性を確認する:

  Vectorworksのバージョンと使用するグラフィックスドライバの互換性を確認することが重要です。Vectorworksの公式サポートサイトやドキュメントで、推奨されるドライババージョンを確認することができます。非互換のドライバを使用すると、パフォーマンスの低下やソフトウェアのクラッシュが発生する可能性があります。

 


2-2-3. OS(オペレーティングシステム)について

VectorworksのOS(オペレーティングシステム)については、ソフトウェアの動作環境として必要なバージョンや要件が定められています。以下は、Vectorworks 2024の動作に必要なOSに関する詳細です。

 

  •  Windows

 

対応オペレーティングシステム:

  - Windows 11: Vectorworks 2024は、Windows 11の64ビット版に対応しています。Windows 11の最新の更新プログラムが適用されていることが推奨されます。

  - Windows 10: Windows 10の64ビット版もサポートされていますが、バージョン21H2以降(2021年11月のアップデート)である必要があります。これも、最新のセキュリティアップデートと機能更新がインストールされていることが推奨されます。

 

※ 注意事項:

  - 32ビット版のWindowsはサポートされていません。Vectorworksは64ビットアプリケーションであり、32ビット版のOSでは動作しません。

  - サーバーOS(Windows Serverなど)は公式にはサポートされておらず、デスクトップ版のWindows OSでの動作が保証されています。

 

  •  macOS

 

対応オペレーティングシステム:

  - macOS Ventura (13.0): Vectorworks 2024は、macOS Venturaに対応しています。このOSは、最新のAppleシリコンとIntelベースのMacの両方でサポートされています。

  - macOS Sonoma (14.0): 最新のmacOSバージョンであるSonomaもサポートされており、最新のハードウェアと最適なパフォーマンスを提供します。

 

※注意事項:

  - macOS Monterey (12.0)およびそれ以前のバージョンはVectorworks 2024では公式にサポートされていません。

  - Apple Silicon(M1、M2チップ)搭載のMacでは、ネイティブサポートが提供されています。これは、VectorworksがApple Siliconのアーキテクチャに最適化されていることを意味し、高いパフォーマンスと効率的なリソース使用を実現します。

 

  

2-2-4. ディスプレイについて  

Vectorworksを使用する際のディスプレイについては、解像度や色再現性、サイズなどの要素が、作業の効率性や視覚的な快適さに大きな影響を与えます。以下は、Vectorworksを使用する際のディスプレイに関する推奨事項と要件です。

 

  •  ディスプレイの解像度

1440x900ピクセル: Vectorworksを基本的に使用するための最小解像度です。この解像度では、2D設計や基本的な操作が可能ですが、広い作業領域を必要とする場合には制限があります。

   

  •  ディスプレイのサイズ

 - 推奨サイズ: 24インチ以上のディスプレイを推奨します。特に、27インチ以上のディスプレイは、作業スペースが広く、詳細な設計や複数のウィンドウを同時に扱う際に便利です。

- ウルトラワイドディスプレイ: 21:9のウルトラワイドディスプレイは、横に広い作業スペースを提供し、タイムラインや大きな図面を表示する際に効果的です。


3.ベクターワークスを使ってみましょう         

3-1. ベクターワークスを使う前に                

ベクターワークスを使用する前に、作業環境や準備が整っているか確認することが大切です。ソフトウェアを使用する前に、以下の点を確認しておきましょう。

- ベクターワークスが動作するパソコンの推奨環境

- インターネット接続が必要かどうか

- 必要なライセンスや認証情報が準備されているか


3-2. ベクターワークスを設定しましょう             

ベクターワークスをスムーズに使用するために、まずはソフトウェアを適切にダウンロードし、インストールを行いましょう。設定が完了すれば、作業に入る準備が整います。


3-2-1. ソフトのダウンロード方法 

 

ベクターワークスの公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成後、ダウンロードページに進んでください。自分のオペレーティングシステムに適したバージョンを選択し、ダウンロードを開始します。

vectorworksダウンロード

 

3-2-2. ソフトのインストール方法 

 

ダウンロードが完了したら、インストーラーを開き、画面の指示に従ってインストールを進めます。インストール時に、ソフトウェアの使用許諾契約に同意する必要がありますので、内容をよく確認しましょう。

 

3-3. ベクターワークスを起動してみましょう           

 インストールが完了したら、いよいよベクターワークスを起動してみましょう。初めての起動時は、設定画面や基本的なチュートリアルが表示されることがありますので、手順に沿って進めてください。

 

3-3-1. 起動方法 

 

インストールしたベクターワークスのアイコンをダブルクリックして起動します。初回起動時には、ライセンス認証が必要となる場合がありますので、事前に準備しておいた認証情報を入力しましょう。

 

3-3-2. 画面構成 

 

起動後、ベクターワークスのメイン画面が表示されます。画面は、メニューバー、ツールパレット、作業領域、ステータスバーなどで構成されています。それぞれの機能を簡単に確認し、基本操作を理解しましょう。

 

vectorworks画面構成

3-3-3. 終了方法 

 

作業が完了したら、メニューバーの「ファイル」から「終了」を選択してソフトを終了します。作業内容を保存していない場合、終了前に保存を求められるので、注意して保存を行ってください。


4. ベクターワークス 2017の基本          

ベクターワークス 2017を操作するためには、基本的なマウスとキーボードの操作方法、そして画面構成の理解が重要です。このセクションでは、ソフトウェアの基本操作について説明します。

4-1. マウスとキーボードの使い方                

ベクターワークスを効率よく操作するには、マウスとキーボードの基本的な操作を理解することが重要です。それぞれのデバイスの役割を確認しましょう。

マウス   

マウスは、ベクターワークスでオブジェクトを選択したり、ツールを操作するために使用します。左クリックで選択、右クリックでオプションメニューを表示し、ホイールでズーム操作が可能です。


キーボード 

キーボードでは、ショートカットキーを使って効率よくコマンドを実行することができます。たとえば、「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」で貼り付けが可能です。その他、特定の操作に便利なショートカットが多数存在しますので、活用しましょう。


4-2. メニューバーを見てみましょう               

メニューバーは、ベクターワークスのすべての機能にアクセスするための主要なインターフェースです。「ファイル」や「編集」、「表示」など、各メニューに豊富なコマンドが用意されています。必要な機能をここから呼び出すことができます。


4-3. パレットとは?                      

パレットは、ツールや設定に素早くアクセスできるサイドバーのようなものです。作業に必要なオプションや設定がまとめられており、作業の効率を上げるための重要な要素です。代表的なパレットには「ツールパレット」や「属性パレット」があります。


5. Vectorworksの習得方法             

Vectorworksを効率よく習得するためには、独学での学習や公式のセミナー、スクールなど、さまざまな方法があります。自分に合った学習スタイルを選ぶことで、より早く操作に慣れることができます。


5-1. 公式チュートリアル・独学で学ぶ              

vectorworksチュートリアル

Vectorworksの公式チュートリアルや参考書を利用して、独学で学習する方法があります。公式サイトではビデオチュートリアルやユーザーマニュアルが提供されており、自分のペースで進められる点が魅力です。

Vectorworks デザインブック 2017/2016/2015/2014/2013/2012対応

このデザインブックは、Vectorworksの過去のバージョンにも対応した公式の参考書です。基本的な操作から、デザインワークフローまで幅広くカバーしており、特に初めて使う人には最適です。バージョンごとに異なる機能や設定も詳しく解説されているので、効率的に学習を進めることができます。


5-2. 公式セミナー・CADスクールで学ぶ             

Vectorworksセミナー

より体系的に学びたい場合は、Vectorworksの公式セミナーやCADスクールに参加するのも一つの方法です。これらのプログラムでは、プロフェッショナルから直接指導を受けることができ、実践的なスキルを身につけることができます。特に、特定の分野に特化した学習を希望する場合にはおすすめです。


6. AutoCADとの違いは?こんな方におすすめ     

VectorworksとAutoCADは、どちらも広く使用されているCADソフトですが、用途や能にいくつかの違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合ったソフトを選ぶことができます。

 

 機能面の違い                           

 

- Vectorworksは、建築、インテリア、ランドスケープデザイン、舞台設計など、デザイン分野に強いオールインワンのソフトウェアです。3Dモデリングと2D設計の両方に対応し、使いやすいインターフェースを持っているため、直感的に操作できる点が魅力です。

- AutoCADは、エンジニアリングや製図に特化しており、精密な2D図面作成が得意です。械設計や土木工学の分野でよく使用されるほか、カスタマイズ性が高い点も特徴です。

 

 おすすめのユーザー                        

 

- Vectorworksがおすすめな方

  • 建築設計、インテリアデザイン、舞台設計など、ビジュアル表現やデザインを重視する方。

  • 2Dと3Dの統合設計をスムーズに行いたい方。

  • 直感的な操作やグラフィカルなUIを好むデザイナー。

 

- AutoCADがおすすめな方

  • 精密な2D図面作成やエンジニアリングの設計を行う方。

  •  大規模なプロジェクトで細かい制御が必要な方。

  •  カスタマイズ性やプラグインによる柔軟な能拡張を求める技術者。


7.格安vectorworksの案内              

Vectorworks安い

Vectorworks の契約により、ソフトウェアを第三者に譲渡、ライセンス供与、販売、貸与、賃借、リース、移転することはできませんが、弊社のスタッフ(業務委託)になったら、社内の余剰ライセンスをご利用いただけます。提供できるライセンスは限られており、配布完了までには数量に限りがありますので、お早めにご相談ください。

通常、業務委託者として採用されるためには面接と厳しい実技テストに合格する必要がありますが、ライセンスの利用を目的に弊社に加入したい場合は、面接と実技テストを免除することができます。ただし、その代わりに加盟金の支払いが必要となります。







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